おでこや頬に、知らない間にポツポツと表れはじめるにきび…。
かゆみや痛みで触れた時に、初めて気付くということも少なくはないかもしれませんね。
そんなにきびですが、放置しておいたり自己流の間違ったケアを続けていると、治療を大変長引かせてしまうほど悪化してしまうこともあるのです。
思春期にきびと大人にきびなどと、年齢によって区別されていますが、思春期にきびは大抵の場合、思春期をすぎると自然に治る方が大半です。
しかし、ケアをしすぎた結果、肌が敏感になりすぎてしまい、大人になってもにきびが治らないという方もいらっしゃるでしょう。
そんなにきびですが、そのまま放置してしまうとクレーターやケロイドと呼ばれる症状が表れます。
このクレーターとケロイドが肌に表れた場合は、是非治療をおすすめします。
また、その前の段階を知ることによって、ご自分のにきびの状態を知ることができますので、チェックしてみてください。
まず、ポツポツと表れはじめてから悪化すると、赤にきびとよばれる症状が表れ、にきび部分が赤い発疹のようになります。
これは毛穴の中で酸化してしまい、毛孔が炎症を起こしている状態です。
この時点で、更なる悪化の可能性がありますので、エステや皮膚科で相談された方がいいでしょう。
赤にきびが悪化すると、赤みが色素沈着し、膿胞や膿腫が表れます。
膿胞は再発が多く、皮膚表面で黄色く化膿し、周囲が赤くなっている状態です。
膿腫も繰り返しできるもので、触れただけで強烈な傷みを感じます。
そしてそれらが悪化すると、クレーターやケロイドとなり、にきび跡として残ってしまうのです。
繰り返し化膿することにより、皮膚の深部に傷が達すると皮膚が異常再生を起こします。
それがしこりになってしまうこともあります。
このような症状は、エステや皮膚科で改善することができます。
にきびが悪化し始めてしまった時は、ご自分でケアをせずに、プロに相談することをおすすめします。