加齢とともに、重力に従うかのように落ちてくる頬や体のお肉。
このたるみが、老け顔や老けボディーをつくってしまっているといっても過言ではありません。
くっきりとたるみが表れてからだと、ケアには時間と労力がかかってしまいます。
できれば、たるみが表れる前に、予防しておきたいものです。
まず、たるみ予防・ケアができるよう、どの程度たるみが表れはじめているかをチェックしてみましょう。
一番簡単にたるみのサインを見分ける方法は、以前の写真と見比べてみることです。
20代の方は20代前半の頃の写真を、30代の方は20代の頃の写真を、40代、50代の方は30代の頃の写真を確認してみましょう。
以前の写真を見た時に、今の方が輪郭がぼやけて見える場合は、たるみが表れているサインです。
とても簡単な方法なのですが、たるみ以外にも今の自分の変化に気づくことができ、とても効果的な方法なのです。
顔のたるみをチェックするには、頬を指で押してみましょう。
離したときに戻りが遅い場合は、頬がたるんでしまっている状態です。
また、朝起きた後に顔についた枕や布団の跡がなかなか消えない場合も、たるんでいる証拠。
ハリがある肌は、数分しないうちに枕の跡は消えるのです。
顔だけでなく、例えば腕についたヘアゴムの跡や、背中の下着の跡などでも体のたるみを確認することができます。
また、年々気になり始めるのが二の腕のプルプル感。実はこれもたるみなのです。
脂肪がついたということではなく、衰えた筋肉の重さに皮膚が耐えられなくなった時に二の腕のたるみは表れます。
他にもお腹周りや背中などが以前よりもつかめるようになったのなら、それもまたたるみのサインです。
このように、たるみのサインはちょっとしたことで確認することができます。
ご自分のたるみの進行度合いを確認し、ご自分に合ったケアや予防をしていきましょう。
たるみの予防には、適度な運動が一番の方法です。
特に顔のたるみ予防には、いつも動かさない表情筋を鍛えておくことが一番だと言えます。
口を大きく開いて意識してしゃべるだけで大分変わりますので、是非試してみてください。 